【MAYA Clothes 】coming soon !!!!!

遂に!!ロロシトアのオリジナルブランドが誕生します!!

 

ネパールのママが一枚一枚丁寧にコトコトとミシンで作ってくれた

完全オールハンドメイド!!!

 

 

ママってどんな人なんでしょう???

 

 

【 ママの物語 】


「ママ」のラクシュミーが服づくりに興味を持ったのは15歳のとき。友達に勧められたことがきっかけで、ティミにある縫製の学校に通うことになったのです。毎月の授業料90ルピーを、農業を営む父親が工面してくれ、 母親が布を都合してくれました。彼女は服を作ることに夢中になりました。

彼女の家は畑仕事で生計を立てていたので、家の仕事を手伝いながら学校で縫製技術を学びました。卒業後、彼女は縫製を仕事にして新しいデザインの服づくりに励みました。何より、彼女には恵まれた才能がありました。

けれども、19歳で3歳年上のプレムと結婚してからは、服づくりから遠ざかっていました。ネパールではいくつかの家族が共同で生活することが珍しくありません。彼女は大家族のなかでせわしい日々を送りました。2人の息子に恵まれるも、育児に追われるだけでなく、家族のために食事をつくり、その他の家事もこなさなければなりませんでした。牛舎を掃除したり牛の世話をしたりして乳製品を作りながら酪農を営む日々を13年ほど送ったあと、夫と息子たちと自分の家族だけでの暮らしになりました。

夫婦で畑仕事をして生計を立てていましたが家計は苦しく、昼夜身を粉にして働いても生活は楽になりませんでした。夫のプレムは家族を幸せにできないと自分を責め、酒に溺れました。ママも幸せを感じられないでいました。家族の生活を支えなければならないという重圧がのしかかり、抑うつと不安に苛まれる日々が続きました。

そんな中、ママの子宮に腫瘍が見つかりました。プレムはアルコール依存から立ち直ろうとしていましたが、家計を支えていたママは畑仕事をすることもできなくなってしまいました。

幸いだったのは2人の息子がいたことです。長男はコンピューターソフトウェア関連の仕事に就き、次男のアニシュは高校卒業後、認定NPO法人REALE WORLD(注)で働き始めました。息子たちは、パパがアルコール依存から抜け出せるように、そしてママが心身共に回復できるよう支えました。

でも、どうすれば生活を変えられるのかわかりませんでした。ママは47歳になっていました。

ある時、息子のアニシュは、レアーレワールドのサントス理事から裁縫の上手な人を知らないかと聞かれました。サントスは、レアーレワールド代表でありロロシトアのオーナーであるアヤに頼まれ、縫製技術を持つ人を探していました。アニシュは少し考えて、「僕のママならできるかも」と答えました。それがきっかけでママにサンプル製作の依頼が飛び込んだのです。

ママが作った服の出来映えは素晴らしく、期待に応えるものでした。彼女はまさしくオーナーが探し求めていた人材でした。自分が作った服で人が喜んでくれたことが嬉しくて、彼女の心に火がつきました。

服をつくることに対する情熱を取り戻したママは、パパや息子、レアーレワールドのサポートを受けて新たな挑戦を始めました。

今、彼女はたくさんの人の役に立ちたいと願っています。

ママは言います。

「私の服を着る人が幸せになりますように。
みんなが自分のために、人のために希望を持って生きることができますように」




MAMA
ラクシュミー(シャーフー)チャクラダール/47歳/ネパール、バクタプル郡ボード

 

 

とても素敵なママが作ったお洋服をご紹介できるまで、あと少し。

 

 

楽しみにお待ちくださいね!!!

 

 

*ロロのオーナーAYAが代表を務めている 認定NPO REALE WORLD のWEBサイドのリンクになります。 https://www.realeworld.com/